TOMITA SENKOUGEI
富田染工芸について
東京・新宿の地で「江戸小紋」・「江戸更紗」の伝統と技を継承
染色には良質な水が欠かすことが出来ません。江戸時代には隅田川の流域にかけて多くの染色業者が存在していましたが、明治時代以降、川の汚れが目立つようになり、神田川の清流を求めて早稲田に染色業者が集まって地場産業として根付いていきました。
富田染工芸は、明治初めに浅草の馬道で初代が創業。大正3年にこの地に移転し、江戸小紋の老舗として、伝統と技を現代にも継承しております。創業より長年に渡り使用されている、型紙は12万枚を超え、現在でもそれらの型紙を使用して染小紋を行っています。
現在の代表は5代目の富田篤氏。
富田氏は、伝統の技を継承しながら、スカーフやストール、ネクタイなど現代のファッションアイテムに応用したブランド「さらきち」を展開。東京オリンピックのロゴマークをあしらったスカーフを、小池都知事にプレゼントしたことでも話題となりました。
また、自社工房内に「東京染めものがたり博物館」を併設し、江戸小紋の歴史を伝えるとともに染の体験会も定期的に開催。毎回、一般の方はもちろん修学旅行生や外国人旅行客など、多く人々が訪れています。
染色には良質な水が欠かすことが出来ません。江戸時代には隅田川の流域にかけて多くの染色業者が存在していましたが、明治時代以降、川の汚れが目立つようになり、神田川の清流を求めて早稲田に染色業者が集まって地場産業として根付いていきました。
富田染工芸は、明治初めに浅草の馬道で初代が創業。大正3年にこの地に移転し、江戸小紋の老舗として、伝統と技を現代にも継承しております。創業より長年に渡り使用されている、型紙は12万枚を超え、現在でもそれらの型紙を使用して染小紋を行っています。
現在の代表は5代目の富田篤氏。
富田氏は、伝統の技を継承しながら、スカーフやストール、ネクタイなど現代のファッションアイテムに応用したブランド「さらきち」を展開。東京オリンピックのロゴマークをあしらったスカーフを、小池都知事にプレゼントしたことでも話題となりました。
また、自社工房内に「東京染めものがたり博物館」を併設し、江戸小紋の歴史を伝えるとともに染の体験会も定期的に開催。毎回、一般の方はもちろん修学旅行生や外国人旅行客など、多く人々が訪れています。